忘れっぽいからここにおいてく。

日々のこと 残しておきたい思い出 感じたことすべてを残せる場所をつくりたかった

映画をいくつかみたので記録。

 

009.

 

こんばんは、Coaeです。

もう大分たってしまいましたが、夏休み中に見た映画がいくつかあるので、記録していこうと思います。因みに映画が好きといいつつ映画館でみるこだわりはないです。。。でも園先生のTOKYO TRIBEはちょっと気になってる。園先生いいですよね。ラップでミュージカルっていう斬新なスタイルにも興味津々。主演が北海道出身のラッパーらしくて同郷の親近感も感じていて(笑)

まぁきっと行かないのだろうと思いますがね。おい

 

 

では本題の観た映画に関して、

・ビジターQ

・ソドムの市

・スーサイド・ショップ

8人の女たち

・マンマミーア!

を夏休み中に観ました。

 

ビジターQ [DVD]

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あの三池監督が自分が亡くなったとき、追悼として流してほしいとして選んだ作品です。(OV監督ゲスト出演時)

絶対地上波じゃ放送できないけど、選ぶならコレ。とおっしゃってました。

うん。確かに地上波じゃ無理。ディレクターズカットしたらわけわからんまますぐ終わっちゃうだろうな。ってくらいきわどい表現や問題シーンが多い。

でも個人的には好きですし、内容もよかったです。 話の大筋としてはよくあるパターンというか当時の社会問題を詰め込んだって感じなのですが、こう終わるのか!と思いました。全然飽きなかった。

 

一言で表すと「創造と破壊」かなあ。。。まさに今の仮面ライダーの世界みたいな(笑)あの感じですね。ざっくり言うとですけれど。

クラスメイトに虐められ家庭内暴力に走る息子。

息子に怯えドラッグに逃げそのドラッグ代を稼ぐため体を売る母親。

家出し、父親とも援助交際をする娘。

真実を報道ことに固執し、そのためなら息子のいじめさえネタにする父親。

そこに現れた一人のおとこ。

それぞれに「破壊」が進行していく。その破壊がとんでもない(笑)

人間が行くところまで行った様を見続ける勇気が必要です。

そして「破壊」のあとに生まれたもの。

ある意味、終わり良ければ総て良し!(全然よくないけど)

 

あまり激しい厳しい描写が苦手な方じゃなければ、一回見てみるといいかもしれません。わりとおすすめです。

 

「頭割られたこと、ある?」

 

 

パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]

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 お次はこの作品。

マルキ・ド・サド侯爵(切るとこあってる?)原作でパゾリーニの遺作となった、芸術作品としてはいい評価も受けているという作品ですが。。。

わたしには無理でした。結構スプラッターとか拷問とかの映像は耐えられるタイプの人間なんですが、思わずオェっとなりました。途中画面が見れなかった。

パゾリーニは近代の大量消費社会という欲にまみれた世界を様々な変態的描写(とことん性欲という快楽を追求すること)で風刺しているらしいのです。

ちょっと私には理解できなかった。何回か見れば分かってくる作品ってありますけどもう二度と見たくないかな。。。たぶん人生で一番のトラウマ映画。

 

 

 

スーサイド・ショップ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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 さっきまでとはうってかわってポップなアニメミュージカル。

といっても自殺ほう助のグッズ店を何代にも渡って経営してる一家のおはなし(笑)

とっても陰気くさいけどハートウォーミングな物語なんです。単純なおなはしなので子供向け。子供が死ぬことと生きることを考える機会になる作品かなあと思ったので、わたしに子供ができたら一緒に観たいです。某大ヒットディズニーミュージカルより好き。(わたしはね)

絵のタッチがティムやゴーリーのように線描が細かいのも好きなポイント。

 

8人の女たち [Blu-ray]

8人の女たち [Blu-ray]

 

これは大親友がすすめてくれた作品。TSUTAYA 一緒に行ったときに「はいあ、これね。」って渡されました。半分強制なんだけど(笑)監督が最近気になっていたフランソワ・オゾンだったので借りてみました。

面白い。もともと舞台作品でワンシチュエーションなのがまず私のツボ!

そして女って面白くて怖いです。純愛の狂気をこの目で見ました。

 

マンマ・ミーア! [DVD]

マンマ・ミーア! [DVD]

 

 これも親友が上のDVDと一緒に渡してきた一つ(笑)

なんで今まで観なかったんだろう。単純に面白い。ABBAいいね!

自分のルーツを知りたくて父を知りたい娘の気持ちが心に刺さりました。なんとなくわかる。わたしも父を5歳で亡くしているので父親というものが分からないし、漠然としたイメージと憧れがなんとなくあって本当はどんなものかどんな人だったのか。彼女の心情がすこしわかる気がして。あとは女手一人で子育てしてきた母親の姿も自分の母親とかぶって、少し感傷的な気分になりましたが、ABBAの音楽やコメディー要素が上手く絡み合ってて楽しかったです。

 

ほんとうに親友に感謝。一方親友とそのお母さん・妹が私のすすめたミックマックをとても気に入ってくれたとのこと。褒められてとっても嬉しくなりました(*^^*)単純。 

ミックマック [DVD]

ミックマック [DVD]

 

コミカルに戦争を揶揄している、フランス映画特有の面白味がふんだんで、ジャン・ピエール・ジュネ監督の映像美や世界観もみどころです。

 

そういえばジュネの最新作も気になってたなあ。

主演の少年が超天才児で演技素人なんですよね。かなりの人数だったオーディションを勝ち抜いてて、たしか10歳くらいで5.6か国語話せるのだとか・・・今12歳になったんだっけ?

弟が死んじゃうやつ。なんだったっけ。。。

 

 

*・・Coae・・*